「刺入する鍼」
大鍼(だいしん) 関節にたまった水を出す際に使用する。
長鍼(ちょうしん) 長さ約21pの長い鍼。
毫鍼(ごうしん) 現在使用されている鍼の原型。
圓利鍼(えんりしん) 丸くて鋭い鍼で急激なしびれに使用する。
「皮膚を破る鍼」
ハ鍼(ひしん) 膿を出す際に使用する。寫血などに用いられる。現在の刺絡の原型。
鋒鍼(ほうしん) 経脈の病で使用する。
鑱鍼(ざんしん) 現在の小児鍼の原型。
「刺入せずに接触・摩擦する鍼」
鍉鍼(ていしん) 体の表面を刺激する。顔や目の周りに使用することが多い。
円鍼(えんしん)
このような鍼=道具を使い人は鍼してたんですね(^_^)。昔の人の知恵は凄い!!
追伸、九鍼より前の時代は魚の骨、石を鋭利に研いだものなどで治療していたようです。古代から腰痛、ヘルニア、五十肩などあったんでしょうね。