京都市東山区清水寺近くの鍼灸治療専門。肩凝り、腰痛、五十肩などはもちろん。ムチ打ちやゴルフ肘の治療も。女性・子どもも多く来院。

田島鍼灸院

患者さんの声

秋に起こりやすい病気

秋。京都もすっかり秋らしくなってきました。昼との寒暖差が激しく着るものに悩んだりしますね。そんな秋に起こりやすい病気ってものもあります。

秋は寒暖差が激しく、人体にはその影響を受けやすい傾向があります。とくにこの季節特有の空気の乾燥は,呼吸器の病症をもたらします。肺には乾燥を嫌う性質があり,呼吸を介して乾燥した空気に直接触れる「肺」はとくにその影響を強く受けることになります。呼吸器系の病症(例えば,気管支ぜんそく・慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎など)を発しやすい人にはつらい季節。それが秋だと言っても良いのではないでしょうか。

今日はこんな呼吸器によく使うツボを紹介したいと思います。

「定喘(ていぜん)」
  場所は第7頸椎と第1胸椎の間のすぐ外。ぜんそくの患者さんによく使用します。灸か灸鍼頭が良く効くように思います。小さなお子さんが風邪や小児ぜんそくなんかがあると小児鍼でも「定喘」の辺りをしっかり小児鍼で刺激すると、お子さんの免疫も上がり、治療を繰り返していくと小児ぜんそく全く出なくなった。って事例をたくさん見てきたツボです。

「天突(てんとつ)」
  風邪で喉がイガイガする時、「天突」辺りを押さえて咳されてませんか?それ、ちゃんとしたツボなんです。このツボは鍼を刺してはいけないツボなので、鍼治療の後、「円皮鍼(えんぴしん)」と言う0.何ミリというはりを入れて患者さんに帰宅してもらったりします。喉の痛み、イガイガの効果を発揮してくれます。僕本人も風邪の時、「天突」に円皮鍼を入れて、ツボを大いに使ってます。

「風門(ふうもん)」「肺兪(はいゆ)」
  呼吸器と言えばこの二つのツボを使うのは鍼灸師にとっては決まり事のようなツボです。場所は第2、第3胸椎の間のすぐ外が「風門」その下が「肺兪」となります。風邪の時この辺りがゾクゾクしませんか?ゾクゾクしたら「風門」から風邪の邪気が入ってきて、風邪をひいたかもしれません。
こんな時、お家では「風門」「肺兪」辺りにホッカイロを貼ってみてください!なかなか効くものです。

「孔最(こうさい)」
  基本的には呼吸器のツボなんですが、昨日、紹介した「百会」と合わせると実は「痔」にも効くと言う優れもののツボなんです。
風邪、扁桃炎などの時にツボを押さえるだけでも効果はあると思います。

今日は秋特有の呼吸器の症状に効く、ツボの紹介でした。

鍼灸で「未病治」。病気になる前に治してしまいましょう!

不整脈

昨日は鍼治療をしていると劇的に不整脈が減ってる!!とおっしゃる患者さんから声がありました。なにより良いことですね(^_-)-☆。

さて、不整脈の原因ってなんでしょう?不整脈は冠動脈疾患、心臓弁障害、心不全、先天性心疾患等の心臓がもとで起こるものです。他には、甲状腺異常や肺に病気がある人も不整脈になり易い傾向があります。
しかし、心臓病等に関係なく、加齢や体質的なもの、ストレスや睡眠不足、疲労等によっても不整脈は起こり易くなります。こした様々の要因で不整脈は起こるのです。

今日はこんな不整脈に使用するツボの紹介。

「神門(しんもん)」
  神門は主に自律神経の乱れやストレスなど神経系の症状に使用します。ですからストレスがたまって不整脈が起こる人には最適なツボとなります。不整脈が気になる方、ストレスを多く抱え、自律神経が乱れている方はこの「神門」を押さえているのも大変良いツボです。

「内関(ないかん)」
  昨日も紹介したツボなので詳しい説明は省略します。「内関」の通る「心包経(ツボの通る道筋の名前)」は僕たち鍼灸師は心臓の病気だとよく使用します。

「心兪(しんゆ)」
 ツボの場所は第5.第6胸椎の少し外。心臓に異常があると左の心兪が凝る、重たい、痛いなんて事が日々臨床していて見かけます。人間の体って不思議ですね。鍼をしても灸をしても変化がなく、病院で検査をし、ステントを入れて以来、左の心兪の違和感がなくなった。と言う経験が結構あります。

「壇中(だんちゅう)」
  動悸、息切れ、胸痛に使用するツボです。かの有名な「救心」でこのツボの辺りを押さえていますよね。それくらい心臓にとっては大事なツボなんです!
女性ならバストアップに使えるかも。。。

不整脈が出る前に鍼灸で予防しましょう(^^)/。

風邪のツボ

「暑さ寒さも彼岸まで。」と言葉がありますが結構当たってますね。京都も朝晩は少し肌寒くなってきました。日本酒好きな僕は燗酒が欲しくなります。まぁ、これは夜のお楽しみって事で。

こう寒暖差があると結構、皆さん風邪をめされます。鼻水、鼻詰まり、寒気、喉の痛みなどなど嫌な症状が出てきます。

今日は風邪のツボにまつわるお話です。風邪の方は絵にあるツボを押したり、温めてたり是非、利用してみてください!

「迎香(げいこう)」香りを迎えるっておもしろい名前ですね。字の通り風邪で鼻が詰まったり、副鼻腔炎なんかで匂いが分からない時に僕らは普通に使うツボで、鼻詰まり、匂いが分かりにく時なんかは指で押してみてください!結構、鼻がスッキリします。匂いを迎える事ができます。

「天突(てんとつ)」これは咳止め、喉の痛みに効果あり!ここを冷やすとどうしても咳がしつこく出る事があります。皆さんもそんな経験ないですか!?
お家ではここを冷やさないように就寝時に首にタオルを巻いたりして「天突」が冷えないようにしてみてください!風邪予防にも効果的です。喉が痛い時なら「せんねん灸」しても良いと思います。

「大椎(だいつい)」これは風邪をひいてしまって寒気がしてゾクゾクする時に良く使います。お灸が良く効きます!実は花粉症の人にも使いますよ。

「風門(ふうもん)」これも変な名前のツボですね〜。東洋医学ではこの「風門」から風邪の邪気が侵入し、風邪になる!と考えられています。だから「風の門」、「風門」なんです。
風邪の時、この辺がよくゾクゾクしませんか!?職場なんかではお灸ができないので、カイロを貼ると意外と一日、楽に過ごせますよ。お灸は帰宅して寝る前にしてください!

まだ風邪のツボがありますが、紹介した4つのツボが風邪の代表的なツボかな!?と思います。
ツボで風邪予防。健康な毎日を。鍼灸と健康はいつも仲良しこよし。
皆さんも鍼灸で健康になりましょう!

ツボ

ツボ。ツボって言葉、存在は一体何でしょうか?僕らの扱う鍼灸にも、話しにもツボって言葉使いますよね。

鍼灸(東洋医学)で言うツボは簡単に言うとこんな感じです。

人間には14本の経絡が通っていて、経絡上にあるものがツボです。この経絡の流れが滞ると体調が崩れたり、痛みなどの原因となったりします。
経絡には「気」と「血」が流れていると考えられていて、その「気」と「血」流れがスムーズに流れると健康が保たれます。ツボを刺激する事により、体の体調を整える効果もあります。

と、こんな具合に僕ら鍼灸師はツボを使って毎日、鍼灸治療をしています!

鍼灸で健康に!病気まで予防しましょう(^^)。

食べ過ぎた時のツボ

昨日は「秋の交通安全運動(シートベルトは締めて、スマホのながら運転は止めましょう!)」ではなく「秋の食欲促進のツボ」でしたが、今日は秋の味覚を食べ過ぎて胃のムカツキ、吐き気なんかを感じた時のツボを紹介。

「中脘(ちゅうかん)」胃を代表するツボです。説明は昨日も載せたので省略。

「天枢(てんすう)」臍の少し外のツボです。東洋医学では臍が経絡、人体の中心と考えていて、臍の上を「天」。臍の下を「地」としています。「天枢」は天の中枢だから「天枢」と言う名前が付いたのだそうです。食べ過ぎによる胃痛、便秘に非常に効果的であります。
もしお子さんが「お腹が痛い!」なんて言ったら臍を中心に「時計回り」に按腹してあげてくださいね。気持ちよくて寝てしまう子もいると思います。

「手三里(てさんり)」足にも三里があります。肘から三里離れているから「手三里」なんだ!と読んだ事があります。イラストを見てください「指3本分、肘から離れていますよね。便秘に良く使いますし、臨床でも必ず使うツボですね。
歯の痛みにも効果的です。

「内庭(ないてい)」足の第2.3指の間にツボを取ります。足にあるツボですが、離れた頭や腹部の病を治すのによく使用します。腹部ですから腹痛、胃痛、胸やけに効果を発揮。しかも歯の痛みにも効果があります。

今日は食べ過ぎによる胃の不快感に効果のあるツボの紹介でした。背中にも効果的なツボがあるのですが、家ではお灸やツボ押しが出来ないので、手、足、お腹のツボをここ2日紹介してみました。

自宅でもツボを使って日々、健康に!!健康と鍼灸は仲良しこよし(^_-)。病気になる前に予防を!「未病治(病気になる前に治療をして、免疫をあげましょう。と言う意味)」と言う考えそのものですね。

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